M/M小説にはまりつつある

エイドリアン・イングリッシュシリーズの原書を読んでます5冊目まで読了、今6冊目である(これは日本語訳されていない模様)

思ってたより、ずっと楽しく読めています。渡米1年目に読み始めてはみたもののあまり進まず、結局今年になって一気に全部読んだ感じ。自分が住んでいるところと西海岸、ロスの空気と雰囲気の違いを体感しているだけに、描写されている特定の地域も、アメリカならよくある風景も目に浮かぶので非常に楽しいです。

私は異性愛が苦手なので、M/M小説を読める環境に感謝しています。このM/M小説が…とてもリアルで愛しい…。アメリカ人の異性愛は読みたくないけど男同士の恋愛はかわいくて一生懸命で、私は好きだ、好きだ―!!!

なんでなんだろな。とりあえず。また書きたいことが出てきたら書きます。

ブログの書き方

文章をなんで書くのかというと、心の中の抑えきれない思いのはけ口として書くのであって、誰かに読んで欲しいから書くわけではないので、読む人に面白いものにはならない。読む人を想定していない文章を公開する意味は無いのでは、と思いつつ、面倒くさい自分の思いを少しの労力でここに残しておくことに少しの意味を感じている。少しづつ何かの足しになればいいな。自分の。

 

自分のためだけに書いてるから、いいんだ。これで。

キモイ旦那(人の)

こんにちは!私の黒い気持ちの吐き出し場所!!!全然書くことなんてないだろうとか思ってたんだけれども、普通に定期的に書けてるわね!「黒い気持ち」がこんなに頻繁に顔を出しているものだったなんて、私、知らなかったわ。これからもこんな更新頻度になると思うけれども、どうか呆れずに付き合ってくれると嬉しいわ。だってあなたくらいしか私の黒い気持ちを受け止めてくれる場所はないんだもの。この場所に名前をつけましょう。自虐的なものは嫌だわ。そのままの名前がいいわね。ロード・ベイダーなんてどうかしら。これだとスターウォーズのブログだと思われちゃうわね。暗黒面をだーだー吐き出す場所だから…ダークサイドであることは間違いないんだけど…

 

ま!いいわ!ほんとどうでもいいわ。今日のトピックに行くわね。

 

キモイ旦那(人の)

 

これ。私は母としてまだそんな達観部類に入ってるわけじゃないんだけれども、でも大学を卒業させるまでが母の大きな仕事の区切りだとするならば、母として折り返し地点には来ました。で、今年。母史上歴初の「キモイ旦那」に出会いました。人の、なんだけど。

 

その旦那さんを目にする前、奥さんが「私は夫と仲が良くない」と言っていて「へー」って聞き流してたんですが、「今度会ってくださいよ」とか言われて「えーそんなこといってまたまたー」とか返してたんですが。

 

会ったら、本当にキモかった。ぱっと見の気持ち悪さとかじゃないんだよね。根本が「間違ってる」感がある。DVやりそう。てかてかしてて、目線が気持ち悪い。口とか半開きで。でもさ、見た目と印象なんてあんまり宛にならないじゃない。だから普通に接する努力は何回かしたんだけれども。

 

最大のキモポイント。

まともな挨拶が出来ない。底辺ってわけではないから、これには本当にびっくりした。こんにちは、って言えないんだよ。恥ずかしがってとかそういうんじゃないところもキモイ。こんにちは、って当たり前だし、ありがとう、も当たり前のことじゃん。なのに、言わない。…。

 

そのほかのキモポイント

こどもの親であること。親としてキモイんだよ。こどもを小突いたりこどもへの言葉使いが悪い。小さい声で暴言吐いてて「ぎゃあああああキモーーーーーーっ」と私も心の中で絶叫だよ。

こうなってくると、もう全てがキモイ。

顔も表情もしぐさも服装も、全部キモイ…。そしてその奥さんに対しても「なんでこんな男性と一緒にいれるんやろか」という気持ちを抱くようになってしまった。

 

こういう父親だから、息子もキモ要素が入ってきてる。走り方がキモイ(一緒に走ったり運動してやってないから、運動音痴。水泳だけは教室に通わされてたおかげで出来るらしくいつも「俺は水泳に生きる」とかイキってる)。大人に対する言葉遣いも悪い(この証言は学校関係者からも入っている。授業中の言葉遣いが悪く人に対する言葉選びも適切でない)

ちなみに、ここの日本人ソサイエティは狭く、変な人がいると目立つ。

 

だから「挨拶をしない父親」って、目立つのよ。フフフ…。知れ…知れ渡るがいい…あいつのキモさが知れ渡れば…私のこの黒い心がより一層黒く深く広がっていくのだー!ワハハハハハh…はあ

おまえと呼ぶ男

命令系で話されるのが、苦手だ。

「お前さ~」的な会話も苦手だ。

 

昔は、10代の頃は命令されたかったし、そういうふうに扱われたかった。

全く、本当になんにも出来ないんだなあ、だめだなお前は、と言われたかった。

けれど、女性とそういう接し方をする男性は私と仲良くなってくれなかった。私は近づいてきてほしかったのに。むしろ近づいて行っていたのに。おめーはダメだと、避けらた。20代前半はひどいこと言われて、やっぱり好きって言われて、舞い上がって直後に理不尽にフラれたりもした。

 

 

結婚までに複数人の方とお付き合いをしたのだけれども、私を「お前」と呼ぶ男性で私を大事にしてくれた人はいなかった気がする。おまえ男性と付き合ったのは、多分…二回だけなんだけど…上記の「フラれ事件」の人とは、多分…お付き合いには至っていなかった。することはされたけど。そんだけ。その前の「おまえ」の人はほぼ初恋の人で、お付き合いすることになって、チューはしたけど、結局「やっぱりダメみたい」と深まる前にフラれた。

 

30を過ぎて、私は結婚した。それも向こうから寄ってきてくれた人。固い職業でしっかりしてそうだったので、イチかバチかの賭けだと夫と妻になったわけですが、彼は私を名前でしか呼ばない。こどもが生まれてからは、お母さん、お父さんと呼び合う。

 

お前、ってなんで呼ばないの?と聞いたら質問の意味がわかりません、という顔をされた。

 

お前って呼ぶ人はなんで、お前って呼ぶのか。

そういう人だから、というだけの話かも。でもそれじゃあ面白くないなあ。

 

兄二人は、お前って呼ぶ人かも。

長男は…もしかしたら呼ばないかな。でも次男は…昔は確実にそうやって彼女を呼んでいた。今は奥さんのこと、名前で呼んでる。呼び捨てだけど。呼び捨ては長男もしてるな…。

うちは夫は私の名前を呼ぶときは「ちゃん」付けで呼ぶ。出会ったころから変わらない。私も夫を「くん」呼び。私の実母が「旦那さんのことを君なんて呼ぶの?」と眉をひそめていた。しかし、さんは他人行儀だし、くんの距離感がしっくりくるので今も採用させてもらっている。そして今は9割すっかりお父さん。それでいいや。それがいいや。

 

結婚してから、たくさんのご夫婦に会いますが奥さんのことを「お前」と呼ぶご主人にも複数人お会いした気がします。もちろんそう呼ばない人もたくさん。割合でいうと…呼ぶ人のほうが少ないかも。いまどきは。そうだね、そうかも。

 

昔は憧れていたけれど、それは幻想だった。そういうふうに扱われる女の子になりたかった。でも、自分が女の子じゃなくなっても、伴侶に「おまえ」と呼ばれ続けることをどう感じるのだろうか。

 

今は、妻を「おまえ」と呼ぶ旦那さんたちが苦手。

 

 

 

 

 

 

嫉妬

人のことを知ると、嫉妬してしまう。嫉妬をおさえるには、嫉妬の対象である人と話をするのが有効な手段だ。

 

最近出会った三家族の共通する家族構成は、出会いは大学、現在こどもは三人。

 

大学は有名私立大学。海外に親しむ人たちが進学する大学。そこのサークルで出会ったり、もしくは同じ専攻だったり。

私の中の何かが鳴る。だめーアウトー。

自分が行けた大学の、人。自分と同じレベルの人。そっか…それでいいんだ…へえ…という私の脊髄反射。それでよかったんですよね、良い人に出会えたんだもんね、という性格の良いマインドB。妥協だよな、手ごろなところで手を打っただけだろ…という超性格の悪いマインドA。マインドAは嫉妬由来。そう、私は嫉妬深い女だ。

 

嫉妬レベルってのは生まれつきDNAに刻まれてるものだと私は思っている。多少は後天的なものもあるかもしれないけれど、基本、生まれつきの性格をコントロールしながら人間生きていくもんだと、思っている。

 

嫉妬と妬みは私の中では暴れ馬だ。暴れだしたら手がつけられない。かといって、表にだすわけにもいかない、ならば、と子供ながらに編み出した手段が「関わらない」だった。嫉妬しそうな対象には近づかない。これはほんとに効きました。あと別方向を見る。これも良かったね。群れない、も効いた。群れなければ比べないで済むでしょ。でも群れないためには、それなりのキャラクターとか実力とかも必要で。そいでもって完全に一人でいることも寂しいから、多少集まれる仲間も作っておく。これ。思えば性格が良い子を選ぶ能力は私の中の能力でもかなり重要なものの一つだったと思う。今も思うけど、学生時代の友達は、諦めたりそこそこを目指していたけれど、みんなそれなりに性格が良かった。ありがと、その頃の友達。でも学生時代の嫉妬なんて可愛いもんだ。コントロール方法を学んでないから大変に感じるけれども、大人になってからの嫉妬のほうが、タチが悪いと私は思う。

 

今回の嫉妬は根深い。私は彼らの過去に嫉妬している。もちろん彼らだって大学に入るまでにたくさんの苦労をしただろう、辛い思いをしただろう。出会ってからだって、別れたりくっついたりしたかもしれない。他の人とつきあったりしながらやっぱこの人だ!と結婚に至ったのかもしれない。そうなんだけどね。

でも、私はその彼らの「東京の大学へ幸せそうに通った過去」に嫉妬しているのだ。

そうだよ、彼らは全然悪くない。私の都合ですよ。

大学に行って、出会って、好きになられて(ぜってーあいつら男の方から好きになられてるだろ。苦労してねえよな)うわああ…幸せそう…よかったね…

 

ってこうなる。なんでだろ?自分が出来なかったからなのかな?あまりにも類型的だから?ああ、類型的なものには反発したくなる厨二的なところは私、死ぬまであり続けると思う。これもほんと面倒な価値基準だと思う(ここんところは出来るだけ自分で削って行ってるつもりなんだけど)。でもさ、大学で…出会って…結婚して…今…。やっぱキモ!!!ってなるじゃないすか。いや、その頃の痛みを我にシェアしてくれてれば「そーか、きみたちも大変だったんだね!」って言えて理解も深まるんだけれども、そのカップルたち…あのさあ…旦那の文句…いうじゃんね…奥さんのほうがさ…

 

あーそうかーあんたたち、そういうんかーって思うんだよ。

仲はいいよ。全然、旦那にぶつくさいう奥さんにありがちな「旦那にバカにされてるアホっぽさ」はないんだよね。彼女ら、やっぱり地味に頭がいいから。でも、旦那のこと悪くいうのはやめてほしいんだよ…。苦しくなるから…私が…。

 

と。

 

いいなあ、私は一人で生きてます、みたいな顔できて、いいなあ。

私は旦那と同じ稼ぎはすぐ叩き出せるのよ、みたいな顔できて、いいなあ…。

 

はい、嫉妬ー!これ、嫉妬ですね。醜い、醜い!!!

 

いやだよね、嫉妬。吐き出させてもらいました。まとまりないけど、これでおしまい。